とある不動産屋のひとりごと

物件探しのコツや不動産取引のトラブル防止法など、色々お役に立ちそうなものをアップしていきます!

物件を見学するときのポイント(中古マンション編②)

続いて、中古マンションの物件見学するときのポイントを上げていきます。

 

~室内のチェックポイント~

 
まず最初に、売主様が居住中の場合、メリットがいっぱいあります。
 
その前に、売主様がいらっしゃる場合は、丁寧にご挨拶していただき、お互い良い印象で内見出来るように心がけましょう。売主さんも一個人です。売主様の印象によっては、取引価格に少なからず影響することもあります(過去そういう取引も経験しております)。
 
まず、第一に売主様の家具の配置などが参考になります。
ご自分の家の家具をイメージしつつ、広さを参考にしていきましょう。
 
そして、売主様が居住中の場合は、直接住んでいる人に生活環境を質問できるチャンスです。隣接住戸の方の家族構成、生活音、買物便などの情報などを聞いておくことをお勧めします。
 
以降は空室時・居住中時共通です。
 
各部屋の配置・広さ、エアコンの設置状況(まれに室外機が置けない関係でエアコンの設置が難しい部屋があります。)、各設備(キッチン、お風呂、トイレ、洗面所など)がそのまま使えるかチェックします。
また、ベランダに出ていただき、将来建物が立ちそうな敷地が目に入るところにあるか、音、匂いが発するような施設が無いか見ていただくこともチェックしておきましょう。
 
壁紙は汚れてても比較的安価で張り替え出来ますが、匂いは少し厄介です(フローリングを張り替えれば匂いが落ち着く可能性が高いですが費用がかかります)。案内時にチェックしておきましょう。
 
以上で、と言いたいところですが、案内終了後、現地周辺も確認して頂いた方がいいと思います。そちらはまた続けて次の回でご案内いたします。