とある不動産屋のひとりごと

物件探しのコツや不動産取引のトラブル防止法など、色々お役に立ちそうなものをアップしていきます!

小規模マンションか?大規模マンションか?

マンションを探していると色々なマンションが出てきます。

その中で選択肢として登場するのが、大規模マンションかもしくは小規模マンションか

大規模のマンションと小規模のマンションでは同じマンションでも全くと言っていいほど性格が変わってきます。

今日はそれぞれのメリット・デメリットについてご案内いたします。

大規模マンションと小規模マンションのメリット・デメリット

 

 

大規模マンションのメリット

大きな敷地で環境が整っている

大規模のマンションは、大きな開発になりますので多少の周りの環境には関係なく住環境が成立します。エントランスとかも雰囲気がいいですよね。

売却しやすい

中古になると大体どこかの部屋が売りに出ています。売却する際は、良くも悪くも必然的に大体どのくらいで売れるかもイメージが付きます。

共用部分が充実

世帯数が多いと、必然的に共用部分も充実します。コンシェルジュやゲストルーム・宿泊施設・シアタールーム。ホテル暮らしのような生活が出来るマンションも数多くあります。

修繕積立金が割安な場合も

 これも世帯数が多いスケールメリットを活かすことによって、修繕積立金は割安になります。

大規模マンションのデメリット

トラブルが起きた時のとりまとめが大変

マンションの取り決め等を変更する時や、トラブルを対応するときなど、方向性を取りまとめるのが大変なようです。

部外者の侵入の判断は難しい

さすがに規模が大きいので全員の顔を覚えるのが不可能に近いです。部外者の人が歩いてても気づきません。

マンションの敷地から外に出るのに時間がかかる

これも地味にデメリットです。『玄関からエントランスまで徒歩5分』なんて入居者の方から良く聞く話です。

 

小規模マンションメリット

アクセスいい物件が見つけやすい

敷地がさほど大きくなくても建てられるので、駅から近い好立地の物件が多いです。

入居者が把握しやすい

同じ建物に住みますので、入居者が把握できているというのは安心です。

管理が行き届きやすい

ゴミだし一つからルール変更まで、管理の目が行き届きやすいので、良好な管理が保ちやすいです。

 

小規模マンションデメリット

修繕積立金が割高になる事も

限られた入居者でマンションを維持・運営していく事になりますので、修繕積立金が割高になりやすいです。

理事の順番が回ってきやすい

世帯数が少ないので理事の順番も早いです。しっかり自分の住んでいる建物の資産状況などが把握出来るというメリットでもあるのですが、、

まとめ

それぞれにメリット・デメリットがあるのですが、デメリットは考えればメリットと思える要素もあると思いますし、最終的にはご購入される方の好みかと思います。

少しでも選択するにあたってのご参考になれば幸いです。